この講座におけるAccessとは、
マイクロソフト社がオフィス製品のひとつとして販売している
「Microsoft Access」
のことを言います。(以降、単に「Access」といいます)
Accessはデータベースを管理するソフトウェアです。
Accessで使用するデータベースは、
リレーショナルデータベース(Relational Database)と呼ばれる種類のデータベースです。
そのデータベースを管理するAccessは、
リレーショナルデータベース管理システム
(「Relational Database Management System」略してRDBMS)のソフトウェアになります。
ここは「超入門」講座です。単に「Accessとはデータベースを操作するアプリケーションだ」と理解しておけば良いでしょう。
Accessの入手方法
マイクロソフト・オフィスがプリインストールされたパソコンではほとんどの場合Accessは入っていません。
このような場合はAccessを単体で購入してインストールします。
新たにマイクロソフト・オフィスを購入する場合は「Microsoft Office Professional」を購入するとAccessが入っています。
「Accessでデータベースを操作する」とは具体的には
データベースに新しいデータ群(Accessではテーブルと呼びます)を作成する
テーブルにデータを入力する
テーブル内のデータを修正する/削除する
異なるテーブル間のデータを関連付ける
テーブル内のデータを読み出して画面(モニター)に表示し操作する
テーブル内のデータを読み出して印刷する
このような機能を持っているAccessですが、
プログラムやデータベースに関する知識に乏しい初心者でも簡単に開発することができるように工夫されているので比較的ハードルは低いでしょう。
この講座は個人がAccessを利用して手軽にデータベースを利用することを目的にしています。
Accessにはネットワークを利用して同時に多数のユーザがアクセスできる機能も持っていますが、
この講座では考慮していません。