Access超入門
単票形式フォームの作成について
作成日:2018/10/15

表形式フォームの作成は終わりました。

今度は、 単票形式フォームの作成を解説します。
作成した住所録一覧表は、 登録済みの住所録データを一覧表形式で全て表示しています。
今回作成する単票形式の住所録フォームは、 レコード単位でフォームに表示します。
つまり、 1件毎のデータを一つのフォームに表示します。

具体的に説明すると、 「2-5. 住所録一覧表フォームを実行する」 で、
  石川 五右衛門
  徳川 家康
  長宗我部 元親
  毛利 元就
の4件の住所録データを入力しました。

表形式フォームではこの4件を全て一覧表形式で表示しています。

単票形式のフォームでは、 石川五右衛門1件分だけのデータを表示します。

説明の便宜上、 住所録として表示する項目を 「氏名」、「郵便番号」、「住所1」、「住所2」 の4項目だけにしています。
しかし、 実際の住所録にはこれ以外にも 「電話番号」や「FAX番号」、 「氏名もひとりの氏名だけではなく同居家族の名前」、「生年月日」、「メールアドレス」、「自由に記入できるメモ」などなどたくさんの項目があります。

モニターにこれだけの項目を、 住所録一覧表で表示するのは不可能です。
(複数行で表示すれば可能ですが、 非常に見難い表となってしまいます)

この講座では、 項目は4つしかありませんが、 このようにたくさんの項目があることを想定して単票形式のフォームを作成しようとしています。

新規にフォームを作成するには次のような手順を踏まなければなりません。
  1.フォームを作成するために新たにAccessファイルを作成する。
  2.データの入れ物であるテーブルの定義を行う。
  3.フォームを新規に作成する。

しかし今回は「2.住所録一覧表フォームの作成」で、 Accessファイルは作成済みなのでそれをそのまま使用します。

また、 テーブルの定義も既に済んでおり、 データまで入力済みです。
ということで、 今回はすぐに単票フォームの作成を行うことができます。

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